社長挨拶 - 大分県地方卸売市場　中津中央青果株式会社

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　食文化は、時と共にその用途や文化の変化によって進化しており、どの地域にいても、世界中の食べ物を口にすることができるといった、ボーダレスの時代になっています。
　中津中央青果は、戦前戦中戦後と、時と共に進化を続けてまいりました。昭和25年に改組・合併を繰り返して、はや創立60年を越えようとしています。
　この間、あらゆる荒波、風雨に耐えてきた先人のたゆまぬ努力の結果が今ここにあると思います。
　このような苦労を常に念頭・心におき、恩に報い、たゆまぬ努力とさらなる進化をすることが大事だと思います。
　弊社では「報恩・感謝・反省」を基本方針にして、時代と共に進化し、職員一丸となって、本気で仕事に取り組み、地域に貢献する「実行」が大切であると思います。
　人間の舌（味覚）ほど保守的なものはないと思います。子どものときから食したものは、人生ずっと生涯それを忘れることができないからです。
　今はもちろん安全・安心は、当たり前の時代です。食品には多くの目的があります。つい最近までは「お腹を満たし、生命を維持する」ということから、現在に至っては「健康」を中心に消費者は食されています。人生の楽しみの中でも食を原点として考える人もいます。豊かな人生を育む事も大切です。
　又、食品を料理する事も楽しみの一つです。ビタミン研究も同じように思います。
　食生活・料理を通じて全ての消費者や出荷者（生産者）にも、その喜びは大切です。
　地域（地元・地場）の食材（農産物）を活用した伝統的料理を大切にし、また、進んで時代のニーズに注意深く応えることも必要です。弊社では、それに答えるためにも営業部ＩＴ推進室を新たに設け、健全経営管理・マーケティング・ネットワーク化を強化していきます。
　21世紀の新鮮青果物を多くの人々と楽しみ進化したいと考えています。社会に貢献でき、活力ある青果物卸売会社を確立していきます。

中津中央青果株式会社

代表取締役社長

吉冨麻里子